Tuesday, December 16, 2014

GitHub で submodule ではなく subtree を使うべき理由

GitHub には、タグを打つとソースパッケージを自動的にリリースするという機能があります。スクリプト言語においては、それぞれの言語について一般的なパッケージ管理システム注1があるため、この機能を使うことが少ないかと思いますが、デファクトのパッケージ管理システムが存在しないC等の言語で書かれたプログラムや、単独で動作する管理用のスクリプトを GitHub で開発・配布する際には、本機能はとても便利なものです。

しかし、この機能は git-archive コマンドのラッパーとして実装されているため、サブモジュールのファイルが含まれないという問題を抱えています。この点は GitHub の人たちも認識しているものの、今のところ GitHub で独自に対応するということは考えていないようです注2

私がこの問題を 知ることになったのは、picojson の issue で指摘を受けたからです。picojson については問題が「テストが動かない」という程度なので後回しにしても良かったのですが、H2O についても同様の問題が発生することが目に見えていました。

そこでどうするか、irc で相談、実験した結果、サブモジュールのかわりに サブツリーを使えば、参照先のファイルについても git-archive の結果に含めることが可能であることがわかり、picojson についてはサブツリーへの移行を完了しました。

ツールの仕様に引っ張られてやり方を変えるという、ある意味しょうもない話なのですが、H2O についても今後リリースまでにサブツリーへの切り替えを行おうと考えています。

※本記事 H2O Advent Calendar 2014 の一部です。

注1: たとえば Perl については CPAN、JavaScript については NPM が存在する
注2: 参照: » Github zip doesn’t include Submodules Academic Technology Group Developers Blog のコメント

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